その他の疾患

首の症状は、近年ますます増えている問題です。
スマホッ首やストレートネックなど、首の痛みやコリ、動きの制限などでお悩みの方も多く、姿勢特徴を評価しながら、頚椎疾患に取り組んでいます。
当院では、物理治療や投薬といった総合的なアプローチを用いて、首の症状の改善を目指し、必要に応じて、骨盤や肩甲骨、肩関節なども含めた治療を行い、根本的な原因の解決を行います。

当院では、肩関節の診断にはX線の検査を行い、症状や状況に応じて適切な診断を行います。
肩関節疾患には肩関節周囲炎、腱板断裂、石灰沈着性腱板炎、不安定肩、投球障害肩などがあり、それぞれの病態把握が重要です。
痛みの原因を確認し、適切な治療を判断していく必要があります。
もし「肩が痛い」「思い当たる症状がある」という方は、ぜひ当院にご相談ください。

腰の症状は、腰部を中心とした痛みやハリを指します。
男性においては最も一般的な症状であり、女性では肩こりに次いで2番目に多いです。
腰の痛みやハリに加え、足の痺れや痛みも起こることがあり、腰椎疾患で代表的なものには、腰椎椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・圧迫骨折などがあります。
これらは特定の原因がわかるケースが15％であり、残りの85％は画像や臨床症状が一致せず、非特異的な腰痛とされています。
姿勢や生活習慣、仕事の内容なども考慮し、病気や怪我からの回復だけでなく、予防にも力を入れ、健康で楽しい生活をサポートしたいと考えています。

膝の痛みは年齢とともに多くの人に現れる症状です。
膝関節は股関節と足関節の間にある関節として捉える必要があり、膝の負担は膝だけが原因ではないことが多いです。
そのため、歩行や階段の昇り降りだけでなく、日常動作やスポーツ動作など、あらゆる活動において総合的な治療が必要です。
当院では、物理治療・薬の服用や関節注射などを組み合わせて、膝の症状の改善に取り組んでいます。
膝の痛みや問題を抱えている方は、ぜひご相談ください。

外傷による怪我には、捻挫・脱臼・骨折などがあります。
これらの怪我の治療では、特に処置までの時間が後の回復に大きく影響するため、早めに診断と適切な処置を行い、その後の適切な対応が重要です。
長期間の安静だけでは回復が遅くなることがありますので、怪我の状況や回復までの期間などを考慮し、早期から適切な運動療法を行うことも大切です。

リウマチ性疾患とは、体を支え動かす運動器官である骨、筋肉、関節などに炎症を引き起こす病気の総称です。
中でも、関節リウマチは関節に炎症が続くことで関節が徐々に破壊され、機能障害を引き起こす病気です。
関節リウマチの症状は手首や手足の指関節に現れることが多く、「指関節のこわばり」や「手足の痛みや痺れ」といった日常生活に支障をきたすものです。
関節リウマチに似た変形性関節症も存在し、これは加齢や関節の過度な使用によって関節が痛む疾患です。
当院では、これらの疾患の治療に取り組んでおり、関節が痛くてお悩みの方はぜひご来院ください。

さまざまなレベルや年齢の選手に対して、怪我や障害の検査や治療を提供しています。
各スポーツにはそれぞれ特有の特徴がありますので、それに応じた対応が求められます。
当院では、スポーツによる外傷だけでなく、スポーツ障害の治療や予防法についてもアドバイスしています。
さらに、理学療法士による運動療法では、スポーツ動作の指導やトレーニング方法のアドバイス、テーピングの方法なども行っています。